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1)社内資料:第Ⅲ相試験併合解析[敗血症](承認時評価資料)
国際共同及び国内第Ⅲ相試験3試験日本人集団の併合解析は、治験実施計画書・統計解析計画書で計画した解析ではないものの、本邦での製造販売承認申請にあたって実施し、承認審査の過程で評価を受けたため結果を記載する。
【目的】
敗血症に対するザビセフタの臨床的有効性及び安全性を検討する。
【対象】
国際共同及び国内第Ⅲ相試験3試験*1に含まれた治験参加者のうち、敗血症患者集団*2及び敗血症患者集団に準ずる定義とした敗血症評価可能患者集団に該当した日本人の治験参加者
【方法】
RECAPTURE試験、REPROVE試験、C3591036試験に準ずる。【評価項目】
<有効性評価項目>
■ 日本人敗血症患者集団
■ 日本人敗血症評価可能患者集団
<安全性評価項目>
敗血症患者集団及び敗血症評価可能患者集団の最終来院時点までの有害事象、臨床検査値、バイタルサイン、心電図及び身体学的検査
【判定基準】
RECAPTURE試験、REPROVE試験、C3591036試験に準ずる。【解析対象集団】
■日本人敗血症患者集団
■日本人敗血症評価可能患者集団
日本人敗血症患者集団
日本人の敗血症患者集団のベースライン時の患者特性は、男性・女性各1例で、年齢の範囲は78~81歳、APACHE Ⅱスコアは9~10、ベースライン時の推定クリアチニンクリアランスは55~98mL/minであった。
日本人敗血症評価可能患者集団
日本人敗血症評価可能患者集団のベースライン時の患者特性は以下のとおりであった。
国際共同及び国内第Ⅲ相試験3試験日本人集団の併合解析は、治験実施計画書・統計解析計画書で計画した解析ではないものの、本邦での製造販売承認申請にあたって実施し、承認審査の過程で評価を受けたため結果を記載します。
日本人敗血症患者集団2例(ザビセフタ+メトロニダゾール投与)の臨床効果(治癒数)及び患者ごとの微生物学的効果(有効数)、原因菌別の微生物学的効果(有効数)は以下のとおりであった。
臨床効果(治癒数)及び患者ごとの微生物学的効果(有効数)
原因菌別の微生物学的効果(有効数)
EOT、TOC、LFU時点の臨床効果(治癒数)
各評価時点の臨床効果は以下のとおりであった。
TOC時点の原因菌別の臨床効果(治癒数)
TOC時点の原因菌別の臨床効果(治癒数)は以下のとおりであった。
EOT、TOC、LFU時点の患者ごとの微生物学的効果(有効数)
各評価時点の微生物学的効果は以下のとおりであった。
TOC時点の原因菌別の微生物学的効果(有効数)
TOC時点の原因菌別の微生物学的効果(有効数)は以下のとおりであった。
日本人敗血症患者集団(ザビセフタ+メトロニダゾール投与)の有害事象は2例中2例(100%)で認められ、下痢、末梢腫脹、皮膚カンジダ、股部白癬、四肢痛、感覚鈍麻が各1例(50%)であった。
重篤な有害事象、投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象は認められなかった。
ザビセフタ群(メトロニダゾール併用を含む)の有害事象は7例中5例(71.4%)に認められ、主な有害事象は四肢痛2例(28.6%)、股部白癬、足部白癬1例(14.3%)等であった。
重篤な有害事象は過換気1例(14.3%)が認められたが治験薬と関連なしと判定された。
投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象は認められなかった。
対照薬群の有害事象は3例中1例(33.3%)に上咽頭炎、頭痛、肝機能検査異常が認められた。
重篤な有害事象、投与中止に至った有害事象、死亡に至った有害事象は認められなかった。
有害事象の発現状況(日本人敗血症評価可能患者集団10例)
日本人敗血症評価可能患者集団(10例)の有害事象
ザビセフタの効能又は効果、用法及び用量、用法及び用量に関連する注意(抜粋)は以下のとおりである。
メトロニダゾール注射液の効能又は効果、用法及び用量、用法及び用量に関連する注意(抜粋)は以下のとおりである。
ドリペネムの効能又は効果、用法及び用量は以下のとおりである。
〈複雑性腹腔内感染症〉
〈複雑性尿路感染症〉
〈院内肺炎(人工呼吸器関連肺炎を含む)〉
〈セフタジジム耐性グラム陰性菌による複雑性尿路感染症または複雑性腹腔内感染症〉
[併合解析(敗血症)]
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