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監修:石川県立看護大学 成人・老年看護学講座 教授 紺家 千津子 先生
Q2
IADの有病率、発生率は?
A2
国内※での有病率は5.9~17%、発生率は54.3%との報告がある。
※長期療養型医療施設入所者を対象
欧米諸国におけるIADの有病率は5.2~27%2,3)、発生率は3.4~50%2)と報告されています。
一方、わが国での長期療養型医療施設入所者を対象とした検討では、有病率が5.9~17%4,5)、発生率は54.3%6)との報告があります。
POINT
発生率や有病率が報告によってばらつきがあるのは、治療環境などに差があること、同定のための臨床基準が存在しないことなどが原因と思われます。また、施設入所者を対象とした報告が中心で、外来患者での有病率は明らかになっていません。
2)Gray M, et al. J Wound Ostomy Continence Nurs 2012;39(1):61-74.
3)Boronat-Garrido X, et al. J Wound Ostomy Continence Nurs 2016;43(6):630-635.
4)市川佳映,他.日WOC会誌 2015;19:319-326.
5)Shigeta Y, et al. J Clin Nurs 2009;18(11):1607-1616.
6)Ichikawa-Shigeta Y, et al. Chronic Wound Care Management and Research 2014;1:41-47.
一般社団法人 日本創傷・オストミー・失禁管理学会 編.IADベストプラクティス 照林社,2019より作成
有害事象は、トビエース群で392例中244例(62.2%)、プラセボ群で393例中142例(36.1%)に認められました。
トビエース群の主な有害事象は口内乾燥133例(33.9%)、便秘35例(8.9%)、めまい14例(3.6%)などであり、プラセボ群では、口内乾燥21例(5.3%)、便秘ならびに疲労各10例(2.5%)などが認められました。
本試験において副作用による死亡は報告されませんでした。重篤な有害事象は、トビエース群では14例(3.6%)、プラセボ群では9例(2.3%)に認められました。有害事象による中止はトビエース群で46例(11.7%)、プラセボ群で22例(5.6%)に認められ、主なものは口内乾燥(プラセボ群1例、トビエース群11例)、便秘(トビエース群2例)、認知機能関連事象(トビエース群3例)などでした。
(引用文献に記載された安全性情報は以上。安全性情報の詳細はDIをご参照ください。)
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