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エリキュースのエビデンス(非弁膜症性心房細動患者への投与)ARISTOTLE(アリストテレス)試験 ▶ AUGUSTUS(アウグストゥス)試験 有効性Loading サブグループ解析Loading非弁膜症性心房細動患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験
(非劣性試験)(ARISTOTLE試験 CV185030)
安全性大出血の初発までの期間[試験全体][主要評価項目](検証的解析結果)【優越性検定】
出血性イベント(ISTH基準の大出血)の発現率は、アピキサバン群2.13%/年、ワルファリン群3.09%/年であった。ワルファリンに対し31%の発現リスクの抑制が認められ、アピキサバンのワルファリンに対する優越性が検証された[ハザード比:0.69(95%信頼区間:0.60〜0.80)、層別Cox比例ハザードモデル(層別因子:地域、試験開始前のワルファリン/VKA投与歴の有無)][有意水準0.025(片側)]。頭蓋内出血の発現率は、アピキサバン群0.33%/年、ワルファリン群0.80%/年であった。
|大出血のKaplan-Meier曲線
検定法:層別Cox比例ハザードモデル(層別因子:地域、試験開始前のワルファリン/VKA投与歴の有無)
※大出血イベントの定義:国際血栓止血学会(ISTH)基準
下記の条件に1つ以上該当する臨床的に明らかな急性出血:
ー2g/dL以上のヘモグロビン減少
ー2単位注)以上の濃縮赤血球輸血
ー頭蓋内、脊髄内、眼球内、心嚢内、関節内、筋肉内(コンパートメント症候群を伴うもの)、後腹膜の重要部位の少なくとも1つに出血が発生
ー致死性出血
注)米国で使用されている輸血単位である。
大出血の発現率[試験全体・日本人症例(サブグループ解析)]日本人症例における出血性イベントの発現率は、アピキサバン群1.26%/年、ワルファリン群5.99%/年であった。|大出血の発現率
検定法:層別Cox比例ハザードモデル(層別因子:地域、試験開始前のワルファリン/VKA投与歴の有無)
#:全症例の結果は検証的解析結果
日本人部分集団については、治験実施計画書・統計解析計画書で計画した解析ではないものの、本邦での製造販売承認申請にあたって実施し、承認審査の過程で評価を受けた。本データは安全性情報提供を目的として掲載した。
有害事象・副作用|有害事象の発現率
有害事象:
有害事象は二重盲検下での治験薬投与開始から最終投与後2日までの事象を含めた。
重篤な有害事象:
二重盲検下での治験薬投与開始から治験薬の最終投与後30日までの重篤な有害事象を含めた。
出血に関連した有害事象:
二重盲検下での治験薬投与開始から最終投与後2日までに発現したすべての重篤および非重篤な有害事象を含めた。
有害事象による中止:
治験薬に対する処置として「中止」が選択された有害事象を含めた。
死亡:
二重盲検下での治験薬投与開始から治験薬の最終投与後30日までの死亡を含めた。
副作用の概要
本試験(日本人335例を含む総投薬症例数18,140例)において、副作用はアピキサバン群27.8%(9,088例中2,524例)、ワルファリン群34.2%(9,052例中3,092例)に認められた。主な副作用は、アピキサバン群では、鼻出血456例(5.0%)、血尿234例(2.6%)、挫傷151例(1.7%)などであり、ワルファリン群では、鼻出血554例(6.1%)、血腫317例(3.5%)、血尿290例(3.2%)などであった。
重篤な副作用はアピキサバン群で381例、ワルファリン群で579例に認められた。主な重篤な副作用は、アピキサバン群では消化管出血38例、貧血24例、出血性卒中、血尿が各19例など、ワルファリン群では、消化管出血39例、血尿35例、出血性卒中34例などであった。投与中止に至った有害事象は、アピキサバン群では虚血性脳卒中24例、血尿21例、胃腸出血20例など全688例、ワルファリン群では出血性卒中23例、脳血管発作22例、肺炎21例など全758例であった。死亡に至った重篤な有害事象は、アピキサバン群では突然死が57例、心不全が37例、心臓突然死が30例などの429例、ワルファリン群では突然死が50例、心不全が43例、肺炎が30例などの468例であった。

日本人症例335例において、副作用はアピキサバン群28.1%(160例中45例)、ワルファリン群42.9%(175例中75例)に認められた。主な副作用は、アピキサバン群では、鼻出血11例(6.9%)、皮下出血8例(5.0%)、結膜出血4例(2.5%)などであり、ワルファリン群では、鼻出血16例(9.1%)、皮下出血12例(6.9%)、結膜出血5例(2.9%)などであった。

重篤な副作用はアピキサバン群で4例、ワルファリン群で17例に認められた。主な重篤な副作用は、アピキサバン群では、大腸出血、メレナ、脊椎圧迫骨折、くも膜下出血が各1例であり、ワルファリン群では、出血性胃潰瘍、硬膜下血腫、脳出血が各2例などであった。投与中止に至った有害事象は、アピキサバン群ではうっ血性心不全2例など全17例、ワルファリン群では脳梗塞3例など全31例であった。死亡に至った重篤な有害事象は、アピキサバン群では5例(内訳:心筋梗塞、心室細動、死亡、交通事故、転移性肝癌、くも膜下出血、自殺未遂)、ワルファリン群では4例(内訳:不安定狭心症、うっ血性心不全、肺の悪性新生物、脳幹出血、上部消化管出血、肺炎、出血性ショック)であった。
関連コンテンツ(ARISTOTLE 試験)
2024年11月作成 ELQ37O002A
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