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監修:田中 良哉 先生(産業医科大学 医学部 第1内科学講座 教授)
ゼルヤンツの臨床試験は、様々なリウマチ患者さんを対象とした関節リウマチ領域の大規模なプログラムです。
MTX 効果不十分例/MTX 併用
MTX 効果不十分例/MTX 併用
TNF 阻害剤 効果不十分例/MTX 併用
DMARD 効果不十分例/単剤
DMARD 効果不十分例/DMARD 併用
MTX 効果不十分例/単剤またはMTX 併用
監修コメント
ゼルヤンツは、関節リウマチ(RA)で初めて臨床応用されたJAK(Janus Kinase)阻害剤です。RAの病態形成に関与する複数のサイトカインを同時に抑制し、RAの臨床症状や日常生活動作を改善すると考えられています。MTXや生物学的製剤により、RA治療は劇的な変化を遂げましたが、ゼルヤンツはさらに経口薬という新たな選択肢を提供することを可能にした薬剤です。ゼルヤンツの臨床試験は、ORAL Studyシリーズとして、全世界で6,000例以上を対象としたRA領域の大規模な臨床試験プログラムです。ORAL Studyシリーズの最大の特徴は、実臨床において遭遇するさまざまな背景を有するRA患者さんを対象とし、MTX、DMARD、TNF阻害剤効果不十分例を対象とした複数のプログラムが実施されたことです。ORAL Studyによって得られた知見は実臨床でRA治療にあたる先生方に、ゼルヤンツという治療選択をもたらす礎になると期待しています。
本ページが治療薬を決定する一助になりますと幸いです。
1)van der Heijde, D. et al.:Arthritis Rheum 65(3):559, 2013
2)van Vollenhoven, R. F. et al.:N Engl J Med 367(6):508, 2012
3)Burmester, G. R. et al.:Lancet 381(9865):451, 2013
4)Fleischmann, R. et al.:N Engl J Med 367(6):495, 2012
5)Kremer, J. et al.:Ann Intern Med 159(4):253, 2013
6)Fleischmann, R. et al.:Lancet 390(10093):457, 2017
7)Wollenhaupt J. et al.:J Rheumatol 41(5):837, 2014
これらの試験は、ファイザー株式会社のスポンサーシップのもと実施されました。
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