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お知らせエリア
~海外市販後安全性臨床試験と米国のReal World Evidence~
「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等については製品情報(電子添文等)をご参照ください。
▶ 3部:第Ⅲ相試験ORAL Solo試験
第Ⅲ相試験(DMARD-IR、単剤/海外データ)
ORAL Solo試験は、既存のDMARD又は生物学的製剤で効果不十分な活動性RA患者を対象に、ゼルヤンツ単剤投与の有効性と安全性を検討した試験です。
多施設共同、実薬・プラセボ対照、無作為化、二重盲検並行群間比較試験
対象
既存のDMARD又は生物学的製剤で効果不十分の活動性RA患者610例
方法
DMARD又は生物学的製剤の効果不十分な活動性RA患者610例をゼルヤンツ5mg1日2回、ゼルヤンツ10mg1日2回、プラセボ→ゼルヤンツ5mg1日2回、プラセボ→ゼルヤンツ10mg1日2回の4群に4:4:1:1の割合で無作為に割り付けた。3ヵ月時にプラセボ群のすべての患者をゼルヤンツ5mg1日2回又は10mg1日2回に切り替えた。
被験者はゼルヤンツ又はプラセボを1日2回(朝・晩)、12時間間隔で6ヵ月間服用した。
主要評価項目
3ヵ月時のACR20改善率、3ヵ月時のHAQ-DIスコアのベースラインからの変化量、3ヵ月時のDAS28-4(ESR)<2.6達
副次評価項目
ACR20(3ヵ月時を除く)、50、70改善率、HAQ-DIスコアのベースラインからの変化量(3ヵ月時を除く)、DAS28-4(ESR)スコアのベースラインからの変化量(3ヵ月時を除く)、3ヵ月時のHAQ-DIスコアの臨床的に意義
のある改善が認められた割合、2週時・3ヵ月時のPain VASのベースラインからの変化量、3ヵ月時のPain VASの臨床的に意義のある改善※が認められた割合、倦怠感(FACIT-F)スコアのベースラインからの変化量、
SF-36(PCS)スコアのベースラインからの変化量、3ヵ月時の倦怠感(FACIT-F)スコアの臨床的に意義のある改善が認められた割合、3ヵ月時のSF-36(PCS)スコアの臨床的に意義のある改善が認められた割合等
解析計画
プラセボ投与が行われた2つの割り付け群(プラセボ→ゼルヤンツ5mg1日2回群、プラセボ→ゼルヤンツ10mg1日2回群)を併合してプラセボ群としゼルヤンツ5mg1日2回群及び10mg1日2回群との有効性の比較を実施した。
1. Choy, E. H.:Rheumatology(Oxford)58(6):953, 2019
2. Danese, S. et al.:Gut 68(10):1893, 2019
3. Katkade, V. B. et al.:J Multidiscip Healthc 11:295, 2018
4. Garrison, L. P. Jr. et al.:Value Health. 10(5):326, 2007
本試験は、ファイザー株式会社のスポンサーシップのもと実施されました。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
コックス比例ハザードモデルに基づく。
安全性解析対象集団。観察期間は治療開始から最終投与の60日後までとした。
*:トファシチニブ10mg1日2回投与に割り付けられ5mg1日2回投与に減量された症例は、トファシチニブ10mg1日2回群に集計した。
PY(patient-years)=人・年、C(I confidence interval)=信頼区間、HR(hazard ratio)=ハザード比、IR(incidence rate)=発現率、n(number of patients with a first event within the risk period)=観察期間中に最初のイベントが発生した患者数、N(number of patients in each treatment group in the safety population)=安全性 解析集団における各治療群の患者数、MACE(major adverse cardiovascular events)=主要な心血管系有害事象、ORAL(Oral Rheumatoid Arthritis Trial)=ORAL試験、TNF(tumor necrosis factor)=腫瘍壊死因子
Ytterberg, S. R. et al.:N Engl J Med 386(4):316, 2022
判定されたMACEにおける年齢別の主要評価項目のサブグループ解析の発現率は、65歳以上では、TNF阻害剤群0.91(95% CI:0.50-1.52)に対しトファシチニブ併合群1.63(95% CI:1.20-2.18)でした[HR 1.79(95% CI:0.99-3.26)]。65歳未満では、TNF阻害剤群0.66(95% CI:0.42-0.99)に対しトファシチニブ併合群0.72(95% CI:0.54-0.94)でした[HR 1.10(95% CI:0.67-1.79)]。
観察期間は治療開始から最終投与の60日後までとしました。
トファシチニブ 10mg1日2回投与群は、2019年2月の試験デザイン変更により5mg1日2回投与に切り替えられた被験者が含まれます。
IPTW(inverse probability of treatment weighting):逆確率重みづけ、RA(rheumatoid arthritis):リウマチ、b/ts DMARDs(biological/targeted synthetic disease-modifying antirheumatic drugs): 生物学的/ 分子標的型合成 抗リウマチ薬、MTX(methotrexate):メトトレキサート、CDAI(Clinical Disease Activity Index)、CRP(C-reactive protein): C 反応性タンパク質
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
ゼルヤンツの安全性についてはDIを参照ください。
Hayashi, S. et al.: Rheumatology (Oxford): kead543, 2023.
安全性
有害事象の発現例数及び発現率、主な有害事象の事象名・例数・発現率、死亡例を含む重篤な有害事象や投与中止にいたった有害事象については文献に記載がなかった。
一部承認外のデータを含みますが、承認時に評価された成績であるため紹介します。
本邦で承認された用法・用量:通常、トファシチニブとして1回5mgを1日2回経口投与する。
▶ 3部:第Ⅲ相試験ORAL Solo試験
本コンテンツは、日本国内の医療・医薬関係者を対象に、日本国内で医療用医薬品を適正にご使用いただくため、日本国内の承認に基づき作成されています。日本の医療機関・医療提供施設等に所属し、医療行為に携っている方を対象としており、日本国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
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