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「警告・禁忌を含む注意事項等情報」等については、製品情報(電子添文等)をご参照ください。
吉村 直樹 先生
大堀IBDクリニック 院長 / 東京医科大学病院消化器内科 兼任教授
潰瘍性大腸炎*治療において、いちはやく患者さんを苦しみから解放したいという観点から、効果発現時期は、薬剤選択の際の重要なポイントの1つになると考えられます。中等症から重症の潰瘍性大腸炎患者さんに対するゼルヤンツの寛解導入試験であるOCTAVE Induction 1/2では、投与開始8週時の寛解率の他に2、4、8週時における部分Mayoスコアも検討しています。ゼルヤンツの処方を検討するにあたり、このような寛解導入時の経時的な臨床効果のデータは、参考として有用であると考えています。
大森 鉄平 先生
東京女子医科大学病院 消化器内科 講師
本コンテンツで紹介している「TOUR REGISTRY」は、米国の実臨床におけるゼルヤンツの投与結果を検討しているRWE (Real world evidence)です。TOUR REGISTRYでは、電子的な患者報告アウトカムを用いて、ゼルヤンツの導入療法による臨床的反応や臨床的寛解などについて投与開始から56日目までの追跡調査を実施しています。本試験では、主要評価項目であるゼルヤンツ治療開始56日目における臨床反応率に加えて、最近注目されている「便意切迫」の評価も含まれたSCCAIスコア(その他の評価項目)についても治療開始後3~56日目までの各評価時点における変化が検討されている部分がポイントだと感じています。ゼルヤンツの臨床試験には、寛解導入試験であるOCTAVE Induction1/2がありますが、RWEである「TOUR REGISTRY」はOCTAVE Induction1/2とともに、処方における参考としての価値があるものと考えます。
*ゼルヤンツの効能又は効果:中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
本コンテンツは、日本国内の医療・医薬関係者を対象に、日本国内で医療用医薬品を適正にご使用いただくため、日本国内の承認に基づき作成されています。日本の医療機関・医療提供施設等に所属し、医療行為に携っている方を対象としており、日本国外の医療関係者、一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
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