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JAK Pathwayを利用するサイトカインによる、細胞内のシグナル伝達を阻害します。1日2回の経口投与で中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持効果を示しました。
ゼルヤンツは、TNF阻害剤未治療※2及び無効例に対しても治療効果の検討を行いました。
国内外で実施された潰瘍性大腸炎患者を対象とした第II相、第III相試験及び長期投与試験において、本剤が投与された総症例1156例(日本人65例を含む)について、有効性及び安全性の検討を行いました。
ゼルヤンツの重大な副作用として感染症[帯状疱疹(3.6%)、肺炎(ニューモシスチス肺炎等を含む)(1.0%)、敗血症(0.1%)、結核(0.1%)等の重篤な感染症(日和見感染症を含む)]、消化管穿孔(0.1%)、リンパ球減少(0.5%)、好中球減少(0.4%)、ヘモグロビン減少(0.3%)、肝機能障害、黄疸[ALT(1.2%)、AST(0.9%)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)]、間質性肺炎(0.1%)、静脈血栓塞栓症(頻度不明)[肺塞栓症及び深部静脈血栓症]、心血管系事象(頻度不明)[心筋梗塞等の心血管系事象]、悪性腫瘍(頻度不明)が認められました。主なその他の副作用としては感染症及び寄生虫症[鼻咽頭炎(5%以上)、気管支炎、尿路感染、インフルエンザ、膀胱炎、咽頭炎、副鼻腔炎、肺炎(1%以上5%未満)]、血液及びリンパ系障害[貧血(1%以上5%未満)]、代謝及び栄養障害[高脂血症(1%以上5%未満)]、神経系障害[頭痛(5%以上)、錯感覚(1%以上5%未満)]、血管障害[高血圧(1%以上5%未満)]、呼吸器、胸郭及び縦隔障害[咳嗽(1%以上5%未満)]、胃腸障害[悪心、下痢、腹痛、消化不良、嘔吐(1%以上5%未満)]、皮膚及び皮下組織障害[発疹(1%以上5%未満)]、筋骨格系及び結合組織障害[関節痛(1%以上5%未満)]、一般・全身障害及び投与部位の状態[疲労、発熱(1%以上5%未満)]、臨床検査[血中クレアチンホスホキナーゼ増加(5%以上)、血中コレステロール増加、γ-GTP増加(1%以上5%未満)]が認められました。
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